高齢化、核家族化が進む中、自分の葬儀・家族の葬儀の行い方をあらかじめ決めて費用の目安や準備をしておく「生前予約」への関心が今、高まっています。これは形式にとらわれない、画一的な葬儀ではなく個性の表現ができる葬儀を執り行いたいと云う人々が多くなってきたことに加え、高齢者だけの所帯が増えて葬儀やお墓への不安が差し迫った問題となっているためとの指摘もあります。
 又、核家族化が進む中、家族の万一時に他人の力を借りないで、お葬儀をしたいと云う希望者にお応えする為にも事前の準備は必要な事です。

生と死を見つめ、死に対する備えを生きているうちに行い、自分の死や家族の死に対してもどういう態度で臨むのか、どういう手順が必要か、考えることは大切なことです。







 生前予約に対する関心を示す要因の1つにお葬式に対する不安があります。 あまり経験する事がなく、お葬儀の知識も不十分な状況の中で発生するお葬式に対するトラブルを少なくする為に生前予約や事前相談するといった場合が多くなって来ています そのトラブルの1つに葬儀施行内容の不一致があげられます。実際にお葬式をされた方の話を聞きますと突然の出来事に遭遇し、あわただしさの中でお葬式が行われ、気がついたら終わってしまっていて、こちらの考えていたお葬式と違っていた、という場合があるのも事実です。

事前相談する事により解消される問題です。







 もう1つが、金銭面のトラブルです。
  お葬式が終わって請求書を見て、こちらの思っていた以上の金額が請求されていたとか、打ち合せのときに知らず知らずのうちに葬儀社のペースに巻き込まれ、こちらの考えと違う金額になっていたというケースも聞かれます。
 これらトラブルをさけるためにも、お葬儀の事前相談や生前予約することをおすすめします。

祭壇一式料金と全ての費用とは異なります。







自分のお葬式は形式通りのお葬式であって欲しくない、自分らしいお葬式をしたいという「自分らしさ」を演出し、個の主張をしたいと云う方が増えてきております。これは最近、特に目立つ傾向ですが、お葬式に関する古い習慣やしきたりにとらわれず、自分らしいお葬式をしたいという意識が目立ち始めているのが現状です。

個の主張をするためには、以下の事項について考えてみましょう。
@遺影写真の選択
A会葬者へ故人からの挨拶・メッセージ
B祭壇の種類
C棺の種類
D音楽
E財産の相続と運用
F葬儀式の規模、形式






 お葬儀の2大トラブルで述べたように価格に対するトラブルを解消する為にあらかじめゆったりとした時間の中で大切な儀式について色々な事を決めておく事は必要なことだと思います。
  そして葬儀社によっては会員システムや共済、保険等を取り扱っている場合もありますので、それを利用することでお葬式費用の負担を軽減することもできます。

お葬式に対して、正面より向き合い少し勉強するだけで、万一の時、色々なメリットを得る事ができます。





 身内の不幸が予測される状況になって来たが近くに子供や親せきもいない、万一の時にどうしたら良いのかわからない、お葬式の内容や価格について知っておきたい。
  又、自分1人だけで身内もなく、自分の死後をどうするのかなと色々とお悩みになる事が多いと思います。お葬式に対する不安解消の為にも時間があり健常な状態にある内に生前予約をされることをおすすめします。

気の合う友達と共に相談をすると色々なものが見えて来て、効果 的な相談結果につながるようです。







 人生最後の仕事として、年をとって発生する気がかりなことを元気なうちに解決して残りの人生をゆとりをもって積極的に生きていこうという考えのためにも生前予約は必要ではないでしょうか。
 「死」について考えることは積極的な「生」を考えるときでもあります。

終わりより順番に現在迄の問題点を提議・対処する事により、安心がより大きくなるのではないでしょうか。